シーケンス技能検定の練習用検定盤の価格は、約10万円前後(以上?)するそうです。
そこで、安価に検定盤のシミュレーションが出来る装置を作ってみました。
シミュレート出来るのは検定盤だけで、シーケンサ(PLC)は別途用意する必要があります。
ちなみに「シーケンサ」というのは、三菱電機の登録商標なので、以降は「PLC」と表記します。
上の動画は、3級と2級の問題を組み合わせて作ったシーケンスプログラム(ラダー)で動かしています。
- 手動の場合、PB2で左行、PB3で右行。複数ボタン同時押しでは、先押し優先。
- 自動では、パレットが右端にあるときのみ起動する。
- パレット左端で、パレット番号を表示し、右行中はパレット番号とディップスイッチの値の積を表示する。
- 手動に切り替えると非常停止がかかり、PL4が点滅。PB4で非常停止解除。
PB1~PB5はそれぞれ、キーボードの「Z」「X」「C」「V」「B」に割り当てられており、2つ以上の同時押しも可能です。
また、SS0とSS1は「A」「S」、DIPSWのUP/DOWNは「D」「F」にそれぞれ割り当てています。
(全ての操作はマウスでも可能です。ただし、その場合、複数ボタン同時押しは出来ません。)
シミュレータとラダーを画面上に並べて表示、作業を行うことが出来ます。
ハードウェア、ソフトウェアの仕組みなどについては、またの機会に。